たばこと肺がん、狭心症や心筋梗塞など心臓血管系疾患との関係、妊娠中の喫煙による
低体重児の出産などはよく知られていますね。また、
喫煙は歯周病の発症や進行できわめて高い危険因子
となることがわかっています。
喫煙は、歯周病の原因になる細菌に感染しやすくなり、生体防御機構(好中球、免疫細胞など)にも機能異常を起こします。
もう少し詳しく説明しましょう
血液の中にある好中球は生体防御の最前線にある細胞です。ニコチンはこの好中球による殺菌作用を抑制します。また、単球、マクロファージによる、強力な骨吸収に関する物質の産生を亢進させます。
組織の修復に関しても、ニコチンは抑制することが知られています。
つまり喫煙は歯周病が重度になりやすく、歯周病の治療をしても予後が悪いのです。
たばこにはニコチンのほかにもタールや一酸化炭素など有害な化学物質が含まれています
そして、喫煙者本人より、これらの有害な物質を倍以上含んでいる煙を周りの人が吸ってしまうのです。
たばこと健康について考えてみてください!